12/18/2012

2012年ニューヨーク 2日目

朝ちょっと寝坊。
まー、前日は実質24時間寝ていなかったわけだし、そりゃー6時間くらい寝るわ。
早速タイムズスクエアのtkts(演劇チケットを安く買える場所)へ。

この日は金曜ということもあり、昼の部と夜の部の公演をやるとこも多いのか、
ここでの販売も午前中と午後に分かれていた。
off-broadwayのものを観覧したかったので、色々迷ったあげくSTOMPのチケットを購入☆

それから、前日行けなかったメトロポリタン美術館へ♪

 
めちゃくちゃ広い。3時間かけて館内回ったけど、まだ全部は見れず。
会社員からアーティストへ転身したこともあり、今年の夏くらいから美術アートにもとても関心を持つようになった。
学生時代は、美術が本当に苦手で好きじゃなかった。美術はいつも成績が悪かった笑
まー、今でも描くことはあまり得意ではないと思う…笑

メトロポリタン美術館の中で一番印象に残ったのは、この作品。
なんだろー、今の俺は横の二人の女性みたいになにかを支えることはできない。
人間の器がまだまだ小さいし、縁の下の力持ちみたいにはなれない。
心の底からこういうことをできるようになれた時、自分の中で何かが変われると思う。
そういう思いを持てるようになりたいなーなんて思いながら、見てたのでした笑

美術館など回って思ったのは、自分が好きなのは現代風景画ってこと。
そんなに美術のこととか分からないけど、見て面白いと思うものから関心を持ち始めるものだよね。
でも、古典ギリシャ彫刻とかもちょっと面白いと思った。
ヘラクレスってまじかっこいい。あいつは真の男だ笑
彫刻って本当に生きてるみたいだからすごい!!

あと、建築系も好きかな。昔の部屋の様子を再生したやつとか。
宗教画とかは数枚見るのはいいけど、途中からなんか気持ち悪くなる。

小さい頃に見て、すごいインパクトを受けた作品とかあると思って期待してたんだけど、それはどうやらルーブル美術館だったようだ…残念w

14時過ぎになって再度TKTSへ。
今度は夜の部購入。迷ったけど、ライオンキングを購入!!
ライオンキングはディスカウントなしだったけど、それでもbroadwayのものがどんなか見てみたかった!!
それから急いで、STOMPの劇場へ!!
なるほどoff-broadwayの劇場は、ハリウッドにある中くらいの劇場と同じような大きさだ。

STOMPは、演劇というよりはリズムパフォーマンスみたいな感じ!!
色々な道具を使って、リズムサウンドを起こすアートって感じ。
たくさんのジョークを交えながら、色々なサウンドを作り、会場を盛り上げていた。
俺は寝不足なのもあり、途中うたた寝してしまった。
リズムやサウンドは、それぞれ違うんだけど、全部同じっちゃ同じなんだよね。
それでも面白かったと思う!!


夕方になり、ライオンキングまでの間、再度メトロポリタン美術館へ!!
残りの作品をつまみ食い。

本日も地下鉄を使ってかなり移動している。
てかねー、ニューヨークの地下鉄難しい。
外人からすれば東京の地下鉄のが複雑かもしれないけど。
駅の入る時、外の違う階段を入らないと逆側のホームへ行けないとかなんだかごちゃごちゃしてて困惑した。駅員もかなり口調きついし。
人っていう観点で俺が感じたのは、ニューヨークよりもロスのがおおらかでのんびり、気さくだということ。

地下鉄のホーム内で歌ったりバンド演奏してる人たちのパフォーマンスクオリティはかなりのものだった!!!


さて、いよいよこの旅のクライマックス、ライオンキング鑑賞☆
素晴らしかったです♪
俺が思ったのは、日本の劇団四季さんのライオンキングとスケールやパフォーマンスの点で変わりがなかったこと。同じ作品だし、演出の仕方は変わりはないんだけど、broadwayと日本の間に大きな違い・差がないことが嬉しかった(歌は、やはり英語だよなと思いましたが)。
あと、アフリカが舞台なこともあり、役者さんの99%が黒人。
多分この作品は、日本人にとっての「ラストサムライ」や「硫黄島からの手紙」のような意義がアフリカンアメリカン系の役者の人たちにはあるんだろうなと感じた。

ライオンキングは、ザ・エンターテイメント。
子供から大人まで誰でも楽しめる。
俺はオペラ座の怪人の方が感動たかな。

ライオンキングは本当に素晴らしい作品。
でも、ストーリーにしろ、有名な曲サークルオブライフにしろだけど、「悲しみや苦しみもあるけど、その先にある希望や喜びに光を見出してこう」的な感じは、俺はあまり自分の価値観という観点では共感は得られない。
俺は、どんなことも、見方を変えれば全てポジティブな要素を持っているっていう考え方だから。
辛いことを乗り越えることによって~みたいなのは苦手なのです。。
嫌なことなんてたくさんあるけど、その傷を背負って生きるみたいのはやなんだもん笑


終わってからは、ブラックフライデイ(サンクスギビングの次の金曜日)を利用したお土産のお買い物を少々。
アメリカではこのブラックフライデイにどこでもセールを行うんですね♪♪
自分へ使うお金はケチってもいいけど、他人のためにはできるだけお金を使っていけるような気持ちを持ちたい。

そんな中、あるbroadwayシアターの前に人だかりができ、キャーキャーと叫び声。
なんだろうと思っていたところ、EVITAの公演を終えてリッキー・マーティンが出てきたようだ。
彼は、今でもこうやって存在するだけ人を喜ばせられる。
参考までにどんだけのオーラを持ってるのか見るべく、群れに入ってみた。
……ちょっとしか見えなくて全然分からなかった笑


最後に締めくくりでジャズバーでこの旅で考えたこと等をまとめる。
色々考えて、悩んでいたことの根本的原因や現状などは分かったけど、結局結論には至らなかった。ちょっとしたところで矛盾が生じてしまったから爆

それから深夜の空港へ。
地下鉄は24時間動いてるから本当便利です。

今回は本当に弾丸だったけど、色々学べたと思う。
一つだけ悔やまれるのは、ミュージカルやパフォーマンスの他に普通の舞台のお芝居を見損ねたこと。まーまた次回にしよう。



さてさて、将来ニューヨークへ私は行くのでしょうか。
それとも、ロスにステイするのでしょうか。
もしくは、日本へ帰るのでしょうか。
はたまた、イギリスとかで舞台に挑戦するのか。
いや、全然違う国へ行くのか…

どれもあり。
自分が信じて進むのであれば。

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